2026年1月13日火曜日

スペイン コルドバ メスキータ(聖マリア大聖堂)

メスキータ(聖マリア大聖堂)に入ります。

メスキータの名前で有名なこちらの建物は、聖マリア大聖堂で、
元々はイスラム教のモスクだった為、
一般にはスペイン語でのモスクを意味する、「メスキータ」と呼ばれています。
かつては世界最大規模のモスクだったそうです。

まず入るのは、8世紀建造の最も古いモスクだったところです。
円柱は約850本現存しているそうですが、かつては1000本以上あったそうです。
素材はバラバラですが、どこかの神殿から持って来たものでもできているそうです。

屋根は木ですね。

ではモスクの前は何だったかというと、
こちらのガラスの下に遺構がありますが、
西ゴート王国の時代(6~7世紀)はキリスト教会(聖ビセンテ教会)がありました。
※その前はローマ神殿(2世紀頃)

キリスト教会→イスラム教モスク→キリスト教会とややこしい歴史をたどっています。
てか、神々しい場所(宗教的行事をするのに立地のいい場所)は、同じなのですね。

9世紀の増築部分
このメスキータでは、最初のモスクから、拡張工事が何度か行われました。

元々外壁だった部分を示したもの


中央礼拝堂(16世紀建立)のところ


アラバスターの円柱
円柱は時代によって素材が違うようです。

イスラム教とキリスト教の融合した建物ですね。


10世紀の増築部分の先には

ミフラーブの跡があります。
メッカの方向を示すものですが、建物の成り立ちの経緯から、17度ずれているそうです。
ミフラーブの周りはビザンチンモザイクで囲まれています。

ミフラーブの上
銀の鎖が垂れ下がっていますが、元々は銀のランプが吊るされていたそうです。
侵略してきたナポレオン軍により略奪されたとか。

このエリアは円柱が美しい

宝物室

黄金の聖体顕示台(小塔)



これらはナポレオン軍の後に設置したのかな?

10世紀後半に増築したところに出ました。

外壁の跡が見えます。
南東に向かって増築を繰り返しましたが、
そのままいくとグアダルキビル川にぶち当たってしまうので、横に増築した形ですね。

よく見ると柱に文字が刻まれています。

刻まれている文字の一覧
円柱を建てた人の名前とのこと。

ムスリムだけではなく、キリスト教徒やユダヤ教徒もいるそうです。

一山一さんや山口さんに見えるのは気のせいです。

これは模型でしょうか?


中央礼拝堂(16世紀建立)に入ります。
何か、ここだけカトリック教会色が強いです。何というか、イタリアみたいです。
当時世界最大規模のモスクの中央に、
無理やりカトリック大聖堂を作ってしまった様なものです。


聖歌隊席


出ます。


出ます



オレンジの中庭
元はイスラム教徒の祈りの前の清めの場(泉)だったそうですが、
キリスト教時代にオレンジの木が植えられたそうです。
観賞用で、食用ではないそうです。

アルマンソールの塔
イスラム教時代はミナレットでしたが、キリスト教時代に鐘楼に改築されました。

トルコのイスタンブールのアヤソフィア等、
イスラム教に征服されてキリスト教会からモスクになった事例と対照的に、
イスラム教が征服(再征服)されてモスクがキリスト教会になった事例ですね。

出ます。

続く。

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